FX上位から全て本格下落!底の見極めのリバーサルサインとは?
GOLDの実際のトレード記録を基に丁寧に解説。
ココが本記事のポイント
- 週足、日足、4H、1Hともに大暴落で売り方向が優位
- 優位方向に対して逆張りで利益を狩り獲る
- どちらを優先すればいいの?
4月23日通貨はGOLD。
週足は+2σを超える相場が7本(週)も続く成熟相場で、ようやく陰線となりリバーサルパターンを試す展開に合わせて、日足は5日線を大きく割れて調整反落局面入りのサインの売りサインとなり、4Hの大局観は前日安値の底を打つのに(32)(8)で、一旦の底を付けた可能性で売シグナル点灯の逆行パターンの買い戦略を1Hの大陰線から狙う局面。
この記事で分かること
FX上位から全て本格下落!底の見極めはリバーサルサインとは?
それでは、GOLDを順に上位足から下位足まで詳しく検証考察を含めて分かりやすく解説していきます。
上位足 週足
週足はポジショントレード・スイングトレードの印象で、ほとんどの方が見ません。 見たとしても結果として1時間足の目先ばかりを見てしまい、上位足を活かせていないのはお気付きではないでしょうか。 難しい説明は省略し、スキャルピングでもポジションでも考え方は同じです。 これだけを頭の片隅で覚えておくだけで大丈夫です。
『トレードはじめの、その週の流れの方向を知っておくことは重要ではないですか?』
週足の大局観は、終値で+2σを超える走る本格上昇トレンドの走りが7本目で成熟相場局面。
先行遅行スパンが高値通過に差し掛かり、相場の転換を示唆。
2431高値をつけてから、ようやく2週連続で高値を切り下げてきたことで当面の天井を示唆。
リバーサルパターンとなれば、さらなる下落が予測できるが、まだギリギリ安値を割れていない局面。
注目点は時間分析で、1984安値から(9)重要数値で、今週で高値をつけることを示唆している。
それでも以前、本格上昇トレンド局面の買い方向が優位なのは変わりません。
上位足 日足
日足は全世界共通で意識されている大事な時間足です。
『その日のトレードの方向性を知る上でもとても重要な時間足でもあります。』
また、世界中が意識する時間足ということは、価格帯(局面)、時間帯(波)の止まるところも重要サポート・レジスタンスになるということです。
それに対し日足の大局観は、大きく下割れて調整反落局面入りのサインで売り方向。
2431高値の当面の高値を付けて、5日線を意識した緩やかな上昇を続けたが、2324安値をつけて5日線を大きく割れた後、調整反落局面入りのサインとなった。
日足すなわち、今日1日を通して注目点は遅行スパンの位置です。
先行スパンが高値連続の陽線に差し掛かる中で、引っ張られて大きく上昇する可能性をサブシナリオで視野に入れておく。
また、センターラインに限りなく近づいているため、前回投稿と同じく「最初のセンターは買え!」です。
中位足 4時間足
日足や4時間足は、デイトレードの際でもチェックしたい大事な時間足。 何故なら、大局観の把握のベースとなる時間軸チャートだから。 上位の時間軸の相場力学が、下位の時間軸の相場に影響を及ぼしていきながら推移していくのが相場です。
中位足の4時間足の大局観は、走る本格下落トレンド局面です。
前日安値の底を打つのに(32)(8)と時間分析で、一旦の底をつけた可能性を示唆。
2402戻り高値を付けて、(8)となり(9)の現在足で上昇。
2324安値から(32)重要数値を付けて、前日安値ライン上で陽線上昇を試す展開。
注目点は、売りシグナル点灯で現在足は確定前なので順行パターンですが、逆行パターンの可能性が高く目線は上昇方向にある。
次に行うのは上位足の方向を、下位足すなわち売買判断トレード時間足にてどう判断するかです。
そこで下位足の1時間足を見てみましょう。
目先 1時間足 売買判断
日足、4時間足を考慮に入れながら、1時間足を軸としたトレード。 特に、1時間足は、刻々と変化するため、その都度の判断が必須です。
目先の1時間足の局面では、長時間に巡航速度で本格下落トレンドで下落優位局面でした。
ただ、直近で−1σを上抜けて調整反騰局面入りのサインで買いサインとなっています。
そして、そこから大きく下落し走る本格下落トレンド局面を試す展開となりました。
なので、上位足の方向から、まだまだ下落方向の力が強いとも判断できますが、時間分析的に転換タイミングなので、やはり上目線は変わりません。
ここまでが、僕のエントリー前(エントリーシナリオ作成前)に毎回行う上位足から下位足までの局面のみの検証考察です。
ここからは、上記の検証をもとに根拠探しとシナリオ作成を行なっていきます。
相場局面まとめ
【まとめ】
それでは、これまでの局面検証をもとに順張り(トレンドフォロー)なのか、逆張り(カウンター)なのかを確認していきます。
逆張り(逆行)トレンド方向と逆方向へトレードするカウンター型トレードです。
- ただ、直近で−1σを上抜けて調整反騰局面入りのサインで買いサインとなっています。
続いて順張り(順行)トレンドの流れに沿ってトレードするトレンドフォロー型トレードです。
- 週足の大局観は、終値で+2σを超える走る本格上昇トレンドの走りが7本目で成熟相場局面。
- 日足の大局観は、大きく下割れて調整反落局面入りのサインで売り方向。
- 中位足の4時間足の大局観は、走る本格下落トレンド局面です。
- 目先の1時間足の局面では、長時間に巡航速度で本格下落トレンドで下落優位局面でした。
逆張り(逆行)のデメリット
逆張りの一番のデメリットは、希望からくる相場予想です。
為替(FX)をする上でギャンブルと一緒の考えをしては命取りです。
その最たるものが予測と予想の違いです。
相場を予想するとエントリー後、即逆行しやすく含み損を抱えます。
「相場と戦うと負ける」ウォーレン・バフェットさんも常々言っています。
基本トレンドに逆らったトレードをするということは、相場に逆行するということです。
相場は検証を行い、確かな根拠をもとに予測しなければなりません。
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エントリーシナリオ
詳細はdiscordにてUPしていますので、ここでは詳細は省略します。エントリーシナリオの過程も省略。
エントリー約定
詳細はdiscordにてUPしていますので、ここでは詳細は省略します。エントリー過程も省略。
追加買い増し。
利確/損切り
詳細はdiscordにてUPしていますので、ここでは詳細は省略します。利確/損切り過程も省略。
おまけ(サブシナリオ)
詳細はdiscordにてUPしていますので、ここでは詳細は省略します。
ショートエントリー
5分足損切りパターン
15分足損切りパターン
相場局面の順張り逆張りの判断で一番重要なのは各時間足で考えること
この記事で一番伝えたかったことこれです。
順張りと逆張りは各時間足ごとに意識することが重要
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トレードはマルチタイムフレーム(複数時間足)での分析が必須になってきます。
GOLD検証まとめ
それでは、最後にもう一度まとめておきましょう。
GOLDの全体的な流れは売り方向の売り局面でした。
その流れからショートエントリーが順当の王道ですが、、、時間分析的に底をつけるのが分かっていました。
そこで調整局面を獲りに行くシナリオを組みました。
よって今回は、逆張り(逆行)カウンター型トレードのトレードをしました。
これまでのトレード検証から、自分が検証する時間足それぞれのトレンド方向を確認し、売買判断足で各時間足に対してトレードする時間足での順張りなのか逆張りなのかを意識しておくことが重要です。
どの波のどの部分を狙うのか?