FXの米ドルと豪ドルの関係そこから優位な方向を読み解く見通しは?
AUDUSDの実際のトレード記録を基に丁寧に解説。
ココが本記事のポイント
- 週足、日足、4Hともに買い方向の買い局面
- 優位方向に対して逆張りで利益を狩り獲る
- どちらを優先すればいいの?
5月20日通貨はAUDUSD。
週足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
それに対し日足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
中位足の4時間足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
目先の1時間足の局面では、買いシグナル逆行パターン成立で調整反落局面入りの売りサインとなれば売り戦略目線。
この記事で分かること
FXの米ドルと豪ドルの関係そこから優位な方向を読み解く見通しは?
それでは、AUDUSDを順に上位足から下位足まで詳しく検証考察を含めて分かりやすく解説していきます。
上位足 週足
週足はポジショントレード・スイングトレードの印象で、ほとんどの方が見ません。
見たとしても結果として1時間足の目先ばかりを見てしまい、上位足を活かせていないのはお気付きではないでしょうか。
難しい説明は省略し、スキャルピングでもポジションでも考え方は同じです。
これだけを頭の片隅で覚えておくだけで大丈夫です。
『トレードはじめの、その週の流れの方向を知っておくことは重要ではないですか?』
週足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
ネッコが気にするポイント
- (21)の中に(11)(11)対等数値がキレイに収まっており、ピーク高値を示唆
- 0.6871高値から(17)重要数値で上昇となり、安値を切り上げて買い方向が優位
- 先行スパンが先に下抜けて陰線連続に引っ張られて下落する習性があるので下落可能性を示唆
- 後攻スパンは高値を目指してもう少し上昇する可能性を示唆
高値引け安値割れを待ちたいところだが・・・少々遠いという欲との戦い・・・
上位足 日足
日足は全世界共通で意識されている大事な時間足です。
『その日のトレードの方向性を知る上でもとても重要な時間足でもあります。』
また、世界中が意識する時間足ということは、価格帯(局面)、時間帯(波)の止まるところも重要サポート・レジスタンスになるということです。
それに対し日足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
ネッコが注目するポイント
- 時間的には一旦、ピークアウトを迎えた時間帯でもある
- 赤色スパン逆行パターン位置で下落を示唆(逆行パターン(±2σ〜±1σの間で終値がひける))
- 赤色スパン技ありパターンで下落を示唆(赤色スパン転換2〜3本目に高値安値をつける)
- 高値をつけた(21)絡みの(20)は、重要数値の準数値候補日
- 移動平均線が全て上向きで堅調で底堅い相場を示唆し買い方向
直近がリバーサルパターンとも取れなくもない。
中位足 4時間足
日足や4時間足は、デイトレードの際でもチェックしたい大事な時間足。
何故なら、大局観の把握のベースとなる時間軸チャートだから。
上位の時間軸の相場力学が、下位の時間軸の相場に影響を及ぼしていきながら推移していくのが相場です。
中位足の4時間足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
ネッコが注目するポイント
- 押しはセンターラインで買いを先行した買い優勢局面
- 先行スパンが高値を通過中で、今週でどこまで高値をつけるか検証で読み解く
- 前日高値を抜けてきたので強い相場だが高値引けして天井が重い
ベストなタイミングは、前日高値をザラ場で下割れて、終値が−1σを割れたタイミングでショート目線。
次に行うのは上位足の方向を、下位足すなわち売買判断トレード時間足にてどう判断するかです。
そこで下位足の1時間足を見てみましょう。
目先 1時間足 売買判断
日足、4時間足を考慮に入れながら、1時間足を軸としたトレード。
特に、1時間足は、刻々と変化するため、その都度の判断が必須です。
目先の1時間足の局面では、買いシグナル逆行パターン成立で調整反落局面入りの売りサインとなれば売り戦略目線。
ネッコが注目するポイント
- 買いシグナル点灯位置がベストな位置で、かつ逆行パターン成立で下落を示唆
- 先行スパンが安値を通過で、高値をつけやすい時間帯に差し掛かる
現在は+1σラインがサポートの役割で底堅い相場が続いているが、ザラ場で前日高値を割れて調整反落局面入りの売りサインとなれば迷わずショートエントリーの鉄板パターンの一つ。
ここまでが、僕のエントリー前(エントリーシナリオ作成前)に毎回行う上位足から下位足までの局面のみの検証考察です。
ここからは、上記の検証をもとに根拠探しとシナリオ作成を行なっていきます。
相場局面まとめ
【まとめ】
それでは、これまでの局面検証をもとに順張り(トレンドフォロー)なのか、逆張り(カウンター)なのかを確認していきます。
逆張り(逆行)トレンド方向と逆方向へトレードするカウンター型トレードです。
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目先の1時間足の局面では、買いシグナル逆行パターン成立で調整反落局面入りの売りサインとなれば売り戦略目線。
続いて順張り(順行)トレンドの流れに沿ってトレードするトレンドフォロー型トレードです。
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週足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
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日足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
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中位足の4時間足の大局観は、本格上昇トレンドの買い方向です。
逆張り(逆行)のデメリット
逆張りの一番のデメリットは、希望からくる相場予想です。
為替(FX)をする上でギャンブルと一緒の考えをしては命取りです。
その最たるものが予測と予想の違いです。
相場を予想するとエントリー後、即逆行しやすく含み損を抱えます。
「相場と戦うと負ける」ウォーレン・バフェットさんも常々言っています。
基本トレンドに逆らったトレードをするということは、相場に逆行するということです。
相場は検証を行い、確かな根拠をもとに予測しなければなりません。
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エントリーシナリオ
詳細はdiscordにてUPしていますので、ここでは詳細は省略します。エントリーシナリオの過程も省略。
エントリー約定
詳細はdiscordにてUPしていますので、ここでは詳細は省略します。エントリー過程も省略。
利確/損切り
詳細はdiscordにてUPしていますので、ここでは詳細は省略します。利確/損切り過程も省略。
相場局面の順張り逆張りの判断で一番重要なのは各時間足で考えること
この記事で一番伝えたかったことこれです。
順張りと逆張りは各時間足ごとに意識することが重要
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トレードはマルチタイムフレーム(複数時間足)での分析が必須になってきます。
豪ドルドル検証まとめ
それでは、最後にもう一度まとめておきましょう。
まとめ
AUDUSDの全体的な流れは買い方向の買い局面でした。
その流れからロングエントリーが順当の王道ですが、、、時間分析的に高値の天井をつける可能性が高く、検証でも上値が重いことがここまでで分かりました。
そこで調整局面を獲りに行くシナリオを組みました。
トレード判断
よって今回は、上位足に対して逆張り(逆行)バイアスカウンター型トレードのトレードをしました。
要因
- 利確のタイミングをシナリオの手前で早利確逃げ(チキン)(私情)
- −2σ手前で先行スパンがタッチのタイミングだったので判断根拠としては間違っていない
- チラチラ見ていなければシナリオ通り利確約定していた
特に指標等もなかったのに、その後の大きな下落はニューヨークマーケット・インターバンク市場が日本時間で言うと21時30分。
ニューヨーク時間の午前8時30分からスタートなので、指標等がなくても動き出しやい時間帯。
これまでのトレード検証から、自分が検証する時間足それぞれのトレンド方向を確認し、売買判断足で各時間足に対してトレードする時間足での順張りなのか逆張りなのかを意識しておくことが重要です。
その後の動き。
どの波のどの部分を狙うのか?