ゴールドの新常識 高値更新でもまだ安い!
現在のゴールド急騰は通貨暴落が原因です。
昔と今ではゴールド相場と常識が大きく変わったので重要なことをまとめました。
高値でも買い推奨ポイントは分かりやすいので参考にしてください。
今回の記事では、昨今のGOLDの急騰理由について記事にまとめたいと思います。
・急騰はいつまで続く?
・そろそろ下落?
・まだまだ高値更新?
上記の疑問を解決します。
僕がFXトレーダー歴7年目に至るまでの検証数と、独自手法で10万円から約3ヶ月で1,000万円達成した上でのゴールドの新常識。高値更新でもまだ安い!分析のまとめをしていこうと思います。
ココが本記事のポイント
- GOLDの見通し
- GOLDの売買方向
この記事で分かること
ゴールドの新常識 高値更新でもまだ安い
現在のゴールド急騰は通貨暴落が原因です。
昔と今ではゴールド相場と常識が大きく変わったので重要なことをまとめました。
高値でも買い推奨ポイントは分かりやすいので参考にしてください。
1.ゴールド高値更新
ゴールドは高値更新しています。
先日、短期的に急落したものの、その後反転上昇して最高値更新が続いています。
急騰しているゴールドは買いにくいものの、ゴールド価格は今後も上昇すると判断しています。
なぜなら、今のゴールド価格は安いと判断しているからです。
ゴールドや投資の常識が大きく変わったので、新しい常識を認識できた人だけが投資で富を拡大することになるのでしょう。
2.ゴールドはまだ安い
現在、ゴールド価格が上昇しているというより、通貨の大量発行で通貨価値が下落しているともいえます。
次のチャートは米ドル通貨供給量とゴールド価格を2000年からの変化率を比較したものです。
上:米ドル通貨供給量
下:ゴールド/ドル 月足
ゴールド/ドルが急騰している以上に、通貨供給量が急騰しています。
今の米国のインフレも通貨供給量の増加が原因です。
今までは、このような通貨供給量の急騰が無かったわけで、常識が昔と今では大きく違ってきました。
なぜ大量に通貨供給しているのか
今、米国では景気が良いことになっていますが、それは米国が通貨供給を多くして、株価を支えているからです。
ドル紙幣をバラまいている状態なので、インフレとなっています。
今年2024年11月5日に米国大統領選挙が予定されており、現政権としては、それまでは株価下落させたくないからです。
株価を上昇させると景気は上昇し、株価が下落すると景気は下落します。
米国大統領選挙日近辺から株価暴落がスタートし、金融危機になる可能性が高いと判断しています。
金融危機になると、さらに通貨供給量が急増します。
ゴールドが上昇する理由
ゴールドが上昇する要因は他にもあるので、まとめます。
- 通貨供給量が急騰
- 覇権争い
- 基軸通貨争い 中央銀行がゴールド購入
- 中国が購入 米国債を売ってゴールド購入
- 戦争
覇権争い・基軸通貨争い
覇権争い・基軸通貨争いはセットです。
ウクライナロシア戦争で、ロシア富豪のドル資産を米国が差し押さえして没収したので、ドルの信認は低下し、ロシアや中国は基軸通貨狙いを明確にしています。
基軸通貨争いでは中央銀行がゴールドを買うことになります。
現在、各中央銀行が積極的にゴールドの購入を進めています。
中国がゴールド購入
中国は政府も国民もゴールドを大量買いしています。
中国政府は覇権拡大のため米国債を売ってゴールド購入しています。
中国国民は中国の不動産バブルの崩壊によって一番の投資先が無くなり、代替先としてゴールド投資を積極的に進めています。
これらの新しいゴールド買い層は今までのゴールド購入層とは違い高値でも買ってきます。
ゴールド相場の常識が変わってきた原因の1つです。
銅に注目 戦争で上昇する銅とゴールド
今の環境で戦争になるとゴールド上昇です。
ゴールドは銀やプラチナと比べられますが、現在、ゴールドと比べる対象は、銀やプラチナではなく銅だと思います。
実はゴールドだけではなく銅価格も最高値を更新しているからです。
中国は銅の世界消費の5割を占めるので、銅は中国の景気を表す先行指標といわれていますが、現在、中国の景気は悪いです。
電気自動車にも銅は使いますが、現在、電気自動車の需要は低迷しています。
一方で、人工知能・AIとデータセンター拡大に伴う銅需要が大きいと思います。
銅は戦争でも上昇するので、現在のような地政学的リスクが高くなることで、銅やゴールドが上昇しやすいです。
ゴールドと合わせて銅の動きにも注目です。
銀やプラチナ価格を分析する時には、ゴールドと比べるケースが多いですが、ゴールド価格を分析するのに銀やプラチナとの比較の意味はほとんどありません。
ゴールドは他の貴金属とは、あまりに違うからです。
相場の動きの新常識
ゴールドを取り巻く環境が昔と今では大きく違ってきています。
昔のゴールド相場の特徴は大きく動かないレンジ的な動きが多かったです。
そこで、昔からゴールドのプロの常識は安くなったら買い、高くなったら売りでした。
現在の相場は強い上昇なので、今プロが売ってしまって買えないまま上昇が続いている状態です。
安くなったら買い、高くなったら売りという感覚は日本人の投資の感覚と一致していました。
欧米人は、「高くなると買い、安くなると売る」なので投資行動が反対です。
ということは、1万円/グラムを超えたあたりから、ゴールドを買えていない日本人は多そうです。
綺麗に狙えるゴールド相場
今のゴールド高値更新となると日本人的には買いにくいと思う人が多いですが、押し目でストップロスを入れて買うのが分かりやすいです。
ストップロスを入れて買うのであれば、高値でも心配ありません。
特にゴールド相場は素直なので、買いやすいです。
先日、の買い推奨したラインは次の〇のところです。
ボリンジャーバンドの-2σ(シグマ)ラインに接するところが買い推奨ポイントです。
ゴールド/ドル 日足
綺麗に買い推奨ラインに接してから上昇しました。
買ったあとで買値上にストップロスを移動することで、リスクが無くなります。
損をしないための買値上ストップを活用してみてください。
高値で買っても損失なく保有することが可能になります。
金融資産の半分をゴールド
今から20年以上前、2001年から金融資産の半分をゴールドにとお伝えしてきました。
当時の常識は10%でした。
教科書にも10%と書いてありました。
現在、やっと15%~20%という人が増えてきましたが、まだまだ少ないと思っています。
常識が変わるまでに十年単位で時間がかかることが分かります。
今後、中期的に大きく上昇する要因があるので、20%では少ないと思っています。
先日、お客様から次のように言われました。
「Nekkoさんが金融資産の5割をゴールドにと言われたので、10年以上前に3割分ゴールドを買ったので大きく利益になりましたが、8割といってくれたら5割買ったのに・・・・」
投資は自己責任でお願いします。
金融危機はゴールド下落で絶好の買い場
今年2024年11月5日に米国大統領選挙近辺に金融危機がスタートしそうだと思っているわけですが、金融危機が来ると株暴落と同時に最初はゴールドも下落します。
その時は長期のゴールドの買い場になります。
その後、ゴールドは真っ先に上昇することでしょう。
金融危機になると、さらに通貨供給量が急増するからです。
ゴールドの買い方
ゴールドの買い方は次の通りです。
①今の高値水準はストップロスを入れて押し目買い
②金融危機で下げた時は長期の買い
インフレヘッジはゴールドしかない
一般に分散投資先としてゴールドが推奨されます。
しかし、現在、ゴールド以外で長期に保有できるものはほとんどありません。
また、現在インフレ対策で保有するものは株ではなくゴールドだと判断しています。
金融危機では株は暴落するからです。
スタグフレーション・不景気のインフレの特徴です。
原油より分かりやすいゴールド
中期的には原油・WTIの押し目買いを推奨しますが、原油は乱高下が激しいです。
乱高下が激しいと振り落とされやすいわけですが、ゴールドは原油と比べて動きがマイルドで分かりやすいため買いやすいです。
今はゴールドに集中すると良いでしょう。
金利上昇するとゴールド上昇まとめ
GOLDまとめておきましょう。
Neekoで、事前に (2021年9月 )お伝えしてきたように、金利上昇とともにゴールドは上昇するものです。
金利上昇時はインフレだからです。
教科書には金利上昇するとゴールド下落と書いてあるので、今でも多くのプロがゴールドの相場は、おかしいといっています。
プロが確信を持って間違えているのです。
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