この記事ではネッコが大袈裟なく、数百万回の検証を経て得たデータをまとめたものです。
MACDとボリンジャーバンドの相性を検証分析まとめデータ記録。
今回はいつものブログ内容とは変わり、僕ネッコ自身の記録記事となります。
それでもあなたにとってトレードをする上での悩みや答えが、この記事で解決すること、あるいは一筋の光が見えることをお約束します。
今日は、FXテクニカルで人気なMACD分析について記録していきたいと思います。
・MACDの使い方は?
・MACDとボリンジャーバンドの組み合わせは?
上記の疑問を解決します。
僕がFXトレーダー歴7年目に至るまでの検証数と、独自手法で10万円から約3ヶ月で1,000万円達成した上でのMACDとボリンジャーバンドの相性を検証分析のまとめをしていこうと思います。
ココが本記事のポイント
- MACDを実戦での使い方
前回のテクニカル編に続き、今回も実践的なテクニカル内容になります。
9話に分けて記事にしていきますが、下に行くほど高度な実践数値とともにネッコ用にまとめているので、頑張ってついて来て下さい。
この記事で分かること
FXチャートでMACDとボリンジャーバンドの相性を検証
MACD(マックディーMoving Average Convergence/Divergence Trading Method)
1. MACD の性質
トレンドフォロー系のテクニカル指標で、その方向性や乖離などに着目して売買のタイミングを計るものです。(ジェラルド・アペル氏により考案)
指数平滑平均(EMA:Exponential Moving Average)から計算された「MACD」
と「MACDシグナル」の2本で構成されます。
2本のEMA価格差の伸縮に着目し、トレンドの方向およびその転換の兆候を把握するために用いられます
大きなトレンドが発生している時に、MACD が相場の流れと逆行した場合(逆行現象:ダイバージェンシー)は、相場が天底に近いことを示します。
たとえば、相場が下降しているときにMACDが上昇し始めた場合は、近い将来相場が底を打つ可能性があると言えます。
相場は下値を切り下げる動きをしているにも関わらず、MACDは逆に下値を切り上げている場合、逆行現象(ダイバージェンシー)といい買いサインと言われる(売りサインは逆の動き)。
2.買いと売りのタイミング
ここから具体的な内容をまとめていきます。
買いサイン
- 先行するMACDが遅行するMACDシグナルを下から上に抜いた時。(ゴールデンクロス)
また、その後 MACD・MACDシグナルともにゼロのラインを上回れば、頼度が増す。 - 相場が下降しているときにMACDが上昇し始めた場合(逆行現象:ダイバージェンシー)
売りサイン
- 先行するMACDが遅行するMACDシグナルを上から下に抜いた時。(デッドクロス)
また、その後 MACD・MACD シグナルともにゼロのラインを下回れば、頼度が増す。 - 相場が上昇しているときにMACDが下降し始めた場合(逆行現象:ダイバージェンシー)
3. 数式・その他注意点
MACD=基準線一相対線
基準線(EMA):過去12日(週・月)間の終値指数平滑平均
相対線(EMA):過去 26日(週・月)間の終値指数平滑平均
EMA=B+α (A-B)
- A:t期の終値
- B:(t-1)期における平均値
- a: 平滑化定数 0 ≦ α ≦ 1 α = 2 / ( n + 1 )
-
平均する期間
MACDシグナル=9日(週・月)間のMACD の移動平均線
基準線を12日、相対線を26日、シグナルに9日といった値がよく使われますが、期間はMACDの性質や動き方がよく分かった後、自分なりに工夫した方が良いと思います。
MACD分析の注意点まとめ
ということで5話目に続き、どんどん専門的用語と使用方法など実践的となってきました。
まとめておきましょう。
まとめ
-
数平滑平均EMAから計算された「MACD」と「MACDシグナル」の2本で構成
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2本のEMA価格差の伸縮に着目しトレンドの方向およびその転換の兆候を把握する
- 基本、相場とは逆相関に動く
-
MACD=基準線9日
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基準線(EMA):過去12日
-
相対線(EMA):過去26日
今回、MACDの数値を上げましたが、通貨ペアや、時間足によって変更します。
逆によくある参考者やSNS、個人サロンなどで教えている、ずっと同じMACD数値に疑問を持つべきです。
相場は生き物ですから、刻一刻と形を変えていきます。
通貨を変えればもちろん検証内容も変わります。
時間を変えれば、これもまた検証が変わります。
期間はMACDの性質や動き方がよく分かった後、自分なりに工夫し相場と「カチッ」とハマる瞬間が分かるので色々試してみて下さい。
僕はトレンドフォローテクニカルの中でMACDが一番最後まで付けていたテクニカルです。
僕のカスタムボリンジャーバンド(独自数値)との相性が良く、好んで使っていましたが、今はカスタムボリンジャーバンドのみで事足りているので外しています。
ここまでがMACD分析のまとめです。
次の記事では、使い勝手の良いストキャンティクスの使い方をまとめた記事です。
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